« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »

2012年2月

2012年2月28日 (火)

無邪気な話題

バイト先の一人が、伯母さまが急逝なさったので、お休みをとることになりました。


その人と、帰りの電車でたまたまいっしょになってしまったのだけど・・・
「身近な人、亡くしたことある?」って言う。もう一人いたので、その人は答えてたけど、私は聞こえないふりした。


もうさ~、いい年になってるんだから、家族亡くした人たくさんいるだろうし、そんな人からどんな答えがほしいのかな。無邪気だ~。そんな質問できることが、うらやましい。


「突然亡くなったのね!」なんて遠くから聞こえてくる話にさえ、ちょっと固まってしまいました。


□□□


メンバーがだんだん顔見知りになってきて、休憩時間が賑やかになってきた。「だんなが~」「こどもが~」がとびかってます。。話しふられたくないなあって思っちゃう。。話題変わればいいのにって。。


誰かと二人っきりの場面、とうぜん主婦でしょって感じで話されて「わたし一人なんだ」って言いました。2回。それだって、必死で、さらっと言ったつもり。。


「夫が亡くなった」なんて、いっときだけのつながりの人達に話さないけど。


わたしったら

なんにもはずかしいことも、かくさなきゃいけないことも、にげるようなことも、悪いことしてるわけでもないのに
肩身の狭いような、奥歯にものがはさまったような

なんだかな


思い出せば、父が亡くなったあとも、数年は似たような思いがありました。「うちのお父さんが~」って話を聞くのに抵抗感じなくなって、「うち、お父さん亡くなったんだ」ってさらりと言えるようになるまで、すごく時間かかりました。


そんときの私には、夫の存在も、とっても大きかったです。夫も若いときに父を亡くしていて、よく父の話をしていたので、夫の前で素直でいられたのが、とっても大きかったです。

2012年2月23日 (木)

昨日のバイト

アルバイト、半分終わりました。いろいろありますが、だいじょうぶ、いっこいっこ、です。


お仕事は、確定申告のPC補助なのです。昨日、少し動揺しちゃいました。ご主人と最近死別したという女性。。しかも二人。。お一人はまだ三ヶ月前ぐらい。。


もうひとりの方は一昨年だって言うかわいらしい元気なおばちゃんで、「パソコンもさ、教えてもらおうって思ってたとこだったのにね」なんて、明るく言ってたけどさ。。


どちらの方も、おうちでひとりで泣いて、背中丸めて肩落としてる感じが、なくとなく想像できてしまって、それに自分の姿も重なりました。


わたしもなんです、なんて、もちろん言えないし、たんたんと業務遂行。ちがうところで出会ってたら、話しかけてたかもなあ…って思ったのが、自分でも意外でした。


□□□□


夜は会社の後輩の人達が家に訪ねてくれました。ほんとに、うれしかった。夫くん、よかったねえって思った。


夫のこと好きだった人と話をするのが、いちばんうれしいなあ。バチあたりだけど、私のことだけを心配してくれる人よりも、気持ちは和む。きっと自分の問題で、夫を最優先で思えるときは、落ち着くのだった。


2012年2月16日 (木)

夢やら希望やら

夫は転勤族だった。東京でこんな悲しいことになった。東京には私の弟家族がいて、あのときも、いまも、どれほど私を支えてくれているか。


あのとき、私自身が驚くほど、周囲の人の評判になるほど、弟は近くにいてくれた。義兄だった夫がいなくなったことで、ほんとに肩を落として、背中を丸めていた。大切なパートナーが朝目覚めたら倒れてたなんてこと、我がことのように想像したみたい。


もし、東京じゃなかったら、いくら弟だってこんな近くにはいてくれなかっただろなあって時々思います。母や妹とはなんとなくわだかまっている今は、弟家族が私を一人にはしないようにしてくれたから、今の私があると、心から思います。


弟が、「あのときを境になにもかもが変わってしまったなあ」と言ったとき、自分では、変わったかどうかをふり返る余裕さえなかったなあと思いました。


弟が言うところの私の人生。。私自身も思い描いていた、漠然と予定されていた私の毎日。。それが、ほーんとに不確かなもんだったんだなあと、ひとり思います。


ただ、夫と過ごした時間は、二人で、これからも続く人生を疑わず、未来を予定して、たのしい想像をして…。他のことばが思いつかなくてなんだか乙女で無垢な表現だけど、夢やら希望やらに包まれていました。


もちろん、命に限りがあることも、いつかお別れがあることも、ちゃーんとわかっていたつもりだったけどそれは知識ってやつなだけで、夢やら希望やらを信じて、それにのっかっていました。


でも、そうでなくっちゃ。あんなふうな私たちでしかいられなかったし、ほんとうによかった。こんな悲しいお別れを怖れることもなかった。予想外の底なし沼でほんとにつらくてしんどいけど、二人で浸ってた夢やら希望やらの副作用だと思えば、許容範囲です。。


あ、こんな悲しいお別れですが、ながーい目でみたらまたいっしょになるんだと、思っています。

2012年2月14日 (火)

バレンタインデー

バレンタインデーなので、、ケーキ屋さんでケーキ買って、お供えして、お下がりをいただきました。おいしかったね、夫くん。


近くにどうやら有名らしいケーキ屋さんが何軒かあって(この層の厚さが、さすが首都圏だなあと思うのですが)。お客様の手土産にしか買ったことないけど、今朝ふと「あのケーキ屋行ってみよ、お供えしよ」と思いました。この勢いで、鯖寿司や鰻(←夫好物だけどまだちょっとキツい)もいけるかな…ボチボチでいいけど、いけそうな気がする。


一昨年の、夫最後のバレンタインデーは、チョコのスフレみたいなのオーブンで焼いた。お菓子作ることほとんどなかったので、わたしにはめずらしいことだった。今日、思い出した。よかったな、って思う。


バレンタインになるとワイン売り場にカロンセギュールが並んで、、いつか買おうって思ってたんだよな。。さすがに、一人でいいワインは余計泣きそう。あーあー、一緒のお墓に入れてもらって、一緒に飲みたかったお酒でもかけてもらおうか。。夫くん何がいいかな、、迷うなあ。。


明日は、一年と五ヶ月目の月命日です。涙ぐむと、こめかみの奥で、クククク…って音がなる。

2012年2月10日 (金)

ほんの数歩先を

アルバイト先は、駅から15分ほど歩きます。たんたん歩くことが精神安定剤がわりみたいにもなってる今の私には、ありがたいです。


通勤の駅に向かう人波とすれ違い、学生たちに紛れて歩道を歩くとき、ぼんやり遠くの景色を見ていると、気持ちがあっちこっちにちりぢりに飛び散ってしまう気がして、3mぐらい先に目を落として歩いてみようと思っています。これが薬代わりです。


とはいえ、そんな集中は続くはずもなく。。気づいたら、心の中では、思いがけない脈絡のないことが次から次へ。夫の通勤姿、のんきだった自分のこと、「夫と見に行ったマンションは…(遠景の高層マンション見て)」とか「東名高速、よく渋滞したなあ…(東名が遠くに見えるし)」とかとか。。


今日は金曜日。ちょっと緊張がほぐれた帰り道、歩いていて、遠くをみるとまた胸が苦しいので、足元に目を落とすと、涙がポロポロこぼれました。


遠くの空は、遠くにいる夫。足元みるときは、なににしてんのかなあって思う自分。どっちも、気持ちがあふれるんだよね。


数歩先に目線を落とすのが、やっぱり、よいみたいです。

2012年2月 9日 (木)

泣きスイッチ

今日はカウンセリングでした。短期バイトとはいえ、働き始めたって報告は、ここではものすごい大きな一歩で、話していて、うれしかった。


バイトでは思ったより平静に働けるけど、家に帰ったら、ささいなこと、もうだいじょうぶかと思ってたようなことが泣きスイッチになる。例えば、夫が好きで買ってた七味唐辛子が目に入ったらワァワァと泣いてしまったり。


外で緊張感あって、帰って現実に引き戻される。家に帰ることでスイッチはいっちゃうんですね、って言われると、そっか、「バイト行って働けてるよ私は」っていう自分の方が、まだ、現実の自分じゃないんだなって思いました。


また夫にしがみついている夢を見ました。


両手を回してギュウとしても、もたれかかっても安心の、どっしりしてて、あったかくて、ぶあつくって、頼りたくなる、夫のことが今も大好きで、会えなくなった今は、前よりもずっとずっと、会いたい会いたいと思っています。


2012年2月 3日 (金)

あたまでっかち

アルバイトも3、4日過ぎると、私事の世間話より業務のことで会話するようになって、私も無理なくおしゃべりできるようになって、一日早く終わるし、お腹もすきます。


去年なんどか呼び出してくれた元上司に昨晩会って、「すごく元気そうになった」と絶賛してもらいました。


「関西帰ってきいな」とか「ソウル行かへんのか(私は韓国旅行好きだったので)」とか、そんだけ元気なってきてだいじょうぶやろって話だけど、ぜーんぜーん、そういう楽しくて明るい「〜したい」気持ちは帰ってこない。戻ってくるのかな。自分としてはどっちでもいいけど、周囲の人には、いつまでつまんなそうに暗い顔してんの?って言われる気がして、そのハードルはものすごく高い。


私はほんとの、ノロノロです。


いつまでも悲しんどったらあかんで、って叔母に言われた。おしゃべりして、笑えるようになったけど、叔母からみたらまだまだあかんらしい。叔母の思っている私はどんなんにならなあかんのか、叔母に満足してもらわんとあかんのか、早くがんばらんと自分が後悔することになるのか、もう、わからん。


いっぱいいっぱいでやってきた気もするし、いろんなことを避けて逃げてきた気もする。


どうしたらいいか、わからない。

2012年2月 1日 (水)

リハビリ

1ヶ月強だけの短期のアルバイトを始めました。3日が過ぎました。


夫が亡くなってから一番近くで私を心配してくれている弟に「ムリするな」と言われ、夫友人には「迷惑かけちゃってもいいじゃん」とおことばをいただき、カウンセリングの先生も同様な感じで。他にはほとんど人に報告してないし、「がんばれ!」な過剰な激励もなく^^、初日もあまり気負わずに出勤できました。


ひさしぶりに「仕事」してみて、やっぱりいまだに「人と世間話するのがおっくう」な自分に改めて気づきました。かといって、ムリして明るくふるまっても、余計自己嫌悪になるだろと思っています。夫が亡くなってから知った「眠れない」苦しさが、自分ではいちばん心配だったけど、働く緊張感と、頭がキンキンするような不安感はちがうみたい。


できれば正社員で仕事さがしたい・・・と今思えば去年どっかあせっていたけど、足のケガ、弟んちの留守番を経て、この短期のアルバイトが目にとまったん。。。やっぱり、こっからだナ、リハビリだナ、って思っています。


仕事には気負わず行けたわりに、なぜだか、家ではひさしぶりにワンワン泣いてしまったり、今日は息がつまる梅核気。やっぱりリハビリだ。


おふろで、足をマッサージしながら、「わたし、今日、がんばったよな~」って、もしかしたら、生まれて初めて、心から自分をいたわる気持ちになりました。

« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »

フォト

プロフィール

  • ウ525
    2010年9月46歳夫突然死。子どもなし一人暮し。なかなか元気でませんが、マイペースで生きてます。 twitterアカウント:usako88chan instagramアカウント:usako88
2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

ウェブページ

無料ブログはココログ